第13回研修の様子

■日 時:平成11年11月13日(土)14日(日)の2日間
■会 場:「かでる2・7」(札幌市中央区北2条西7丁目)
■参加者:88名


研修内容は、以下のスケジュールで行なわれました。
なおプライバシーの関係上氏名は伏せています。

<1日目9:00〜11:00> 「青少年非行の原因と扱い方」
北海道立教育研究所部長 川村 道夫 先生

川村先生は高校の校長としても現場で活躍されていらした先生です。

実際の教育現場で起っている様々な問題の深刻さは想像以上のものがあります。

先生の教育に対する熱い思いに研修生一同襟を正す思いが致しました。


<1日目11:00〜12:00> 「栄養学とこれからのカウンセラー」

ホノルル大学総長 山田 乙彦 先生

ホノルル大学の総長でいらっしゃる山田先生にはハワイよりお越しいただき、栄養学の立場から人間学と結びつけてお話しただきました。

日常生活、強いて言えば人間が生きていくために、食べることは当たり前のことですが、知識的に捉える機会は少なく、

今回の講義は改めて「食生活」が身近に感じられ興味深い講義となりました。


<1日目13:00〜14:00> 「論理療法入門」
心理カウンセラー 横田 克哉 先生

論理療法というと「難しい」と思いがちですが、論理療法をいかにカウンセリングに導入していけば良いのかを、身近な日常生活を事例として取り上げながらの講義だったため、論理療法がとても良く理解できました。


<1日目14:00〜15:00> 「家庭教育の大切さ」
ホノルル大学教授 戸沼 文子 先生

耳を疑うような事件や自殺、不登校などが多発している昨今、人格形成の基盤となる家庭教育がいかに大切であるかについて、カウンセラーとして、また家族の一員として、改めて見直させられた講義でした。


<1日目15:00〜16:00> 「バウムテスト」
ホノルル大学客員教授 上原 シゲ子 先生

前回の研修に引き続き、参加者が実際にバウム(実のなる木)を作成した後、各バウムにコメントをしていただき、バウムテストの解釈の仕方などを学びました。


<1日目16:00〜18:30> 「構成的エンカウンター1」
童夢主宰 宮崎 順一 先生

宮崎先生自らファシリテーター(促進者)となり、研修参加者全員がエンカウンターグループに参加して行われました。

自分が話したいと思う相手にペアになることを申し出、互いに”本音とほんね”で語り合うことによって自己洞察することを体験できました。



<2日目9:00〜11:00> 「性的虐待」
立教大学助教授 浅井 春夫 先生

浅井先生は今回で3回目の講演となりました。

幼児虐待や性的虐待の実際の悲惨な現状が語られるたびに、会場からは溜め息とも驚きともつかない声が聞かれました。

これからのカウンセリングには、これらの問題が実際にかなりの数で顕在化してくるというお話からも、様々な視点から勉強をしていかなければ、対応できないと感じました。


<2日目11:00〜12:00> 「構成的エンカウンター2」
童夢主宰 宮崎 順一 先生

前日に引き続き、グループエンカウンターの実演を行いました。

1日目はどことなく気恥ずかしさのある研修生達でしたが、2日目はグループエンカウンターを通していかに人間関係を構築し、感情交流がなし得るかを体験できました。


<2日目13:00〜18:00> 「ユング臨床心理学入門」
京都大学教育学部大学院教授 山中 康裕 先生

山中先生といえば、河合隼雄先生と同門のユング心理学の権威であり、又現在は、箱庭学会の理事長を努められている大変御高名な先生です。

今回は、山中先生の著書である『ユング臨床心理学入門』に収められている事例を、クライアントが実際に作成したコラージュや自由画をスライドで見せていただき、絵画療法を通じていかにクライアントが自ら治癒されていったかを、理解することができました。


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