第16回研修の様子

■日 時:平成12年11月11日(土)・12日(日)の2日間
■会 場:「かでる2・7」(札幌市中央区北2条西7丁目)
■参加者:80名


研修内容は、以下のスケジュールで行なわれました。
なおプライバシーの関係上氏名は伏せています。

<1日目・午前> 「家庭教育の大切さ」 
北海道応用心理学教室 室長 戸沼文子 先生

<1日目・午後> 「グループアプローチ」
サイコセラピスト 金城 孝次 先生

金城先生がファシリテータになって、、全員が参加して様々なかたちのエンカウンターを行いました。

二人一組になったり、5〜6人または十数人のグループになったりとグループの形態を変えつつ、いろいろななテーマについて構成的な、時には非構成的なエンカウンターを行いました。

中でも、参加者が最も興味を抱いたのは、「ブラインド・エンカウンンター」でした。これは、二人一組となって、一人が目隠しをし、もう一人が目隠しされた人を無言でいろいろな所に誘導するというものです。

このブラインド・エンカウンターには、二つの体験をすることができたと思います。一つは、基本的信頼関係の体験、もう一つは日常とは異なる世界の体験です。

エンカウンターは「心と心のふれあい」とも訳すことができます。この貴重な体験をもとに、心のふれあいを渇望しているクライアントと、いかにカウンセラーの心とがふれあうことができるか、それがこれからのカウンセラーに望まれる技量ではないでしょうか。


2人一組になってエンカウンターをする参加者とファシリテーター役の金城先生(中央)

<2日目・午前> 「箱庭の基本問題」
千葉大学教授  弘中 正美 先生

箱庭療法については、過去の研修会において何度か実習をしたり、事例研究の講義を受けてきましたが、箱庭療法の基本的概念や知識については研修では取り上げられる機会がなかったので、この講義を受けて改めて、知識として箱庭療法を習得することができました。(箱庭の写真撮影方法までご指導くださいました!)

今回初めて弘中先生にお越しいただきましたが、是非またお越しいただければと思います。


丁寧に箱庭療法の基礎を講義してくださる弘中教授

<2日目・午後> 「家族描画法」
京都文教大学教授  森谷 寛之 先生

一言に家族描画法といっても、「マルと家族」、「動的家族描画法」、「円枠家族描画法」そして森谷先生が考案された「九分割統合絵画法」があります。

今回の研修では、実際に参加者もこれらの家族描画を描くことができました。また森谷先生の事例研究もスライドで拝聴することができました。


森谷教授のご指導のもと、参加者は家族描画を実習しました

「円の中心にあなたのお母さんの全身像を描いてください。そして、円の中心に描かれたシンボルの自由連想をしてください」


参加者が描いた円枠家族描画


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